ブエノスアイレスの街、建物と人々。
にマリアナ(ピラール・ロペス・デ・アラヤの美しさと可憐さがすごすぎる!)とマルティン、それぞれの生活が季節とともに描かれる。
愛犬(ススという名前がまた可愛い!)の散歩屋さん?と付き合ったり、プールで泳ぎを教わって食事したり。
かなり後半、あることの最中に停電が起きる。ろうそくを買いに行く!部屋に戻りろうそくを灯す!ここから、物語が加速してゆく〜(何かの歌詞?)!!走りだす〜!!そしてエンドクレジットでニッコニコになるんだ。
一人の暮らしも、孤独ではあるのかもしれないけど、こうしてカメラを通して見ると何だか微笑ましいような、滑稽なような、いとおしくなります。
出会いたい、だけど会えていない「孤独」と言われるような一人の暮らしも、決して無駄ではなく大切な時間なんだと思う。家の中に一人でいる時間も、いとおしいよ。
映画館を出たら「新宿ってこんなにいっぱい人がいるんだ!」とワクワクした。
すれ違う人たちを、ぼんやり「人」としてしか思ってなかったけど、ちゃんと個々の人間として意識した。「あの人は、この人は、今日どんな一日を過ごしたんだろ」って思った。胸が踊った。ロマンチックな気持ち。
運命の相手でも、そうじゃなくても、恋愛でも友情でも、良い人でも悪い人でも、まだ見ぬ貴方に会いたい!走って会いに行きたい!